魂をこがす姿は美しい

推しって動機だ

超主観的『頭の中のフィルム』レビュー

 

先日こんなツイートを見かけまして。

 

面白いな〜書いてみたいな〜と思ったのだけど。そんなタイミングのラジオで新曲(の3曲め)がOAされたため、(全曲レポートとはいかないけど)新曲で書いてみることにした。というわけでタイトルもパクリだよ。

本当はこういうのって発売日前後に上げるか、せめてMVがアップされたタイミングとかがいいんだろうけど、新曲聴いて興奮冷めやらぬまま書いてしまったので、先走り感凄いけどもう上げちゃう。

新曲パフォーマンスのネタバレ(?)含むのでまだ見てない!知りたくない!って方はお気をつけ遊ばせ。まだ聴いてない人はradikoのタイムフリーで聴くべし!!

 


◆頭の中のフィルム

初めて聴いたときは、いきなり推し(吉原くん)のめっちゃかっこいい声が響いてきたのでびっくりした。推しの見せ場が多そうなのはONE WAYの方かなと勝手に予想していたから驚いたな。

で、そのド頭のソロがとてもいい!ボイメンに珍しいバンドサウンドと、曲の世界観と、吉原くんの硬質な歌声の相性がいいなーと思った。

私ロックに疎いので詳しいことはさっぱり分からないから稚拙な表現を許してほしいんだけど、最初の「キュイーン」って音とか、それぞれの楽器の音も爽やかだけど硬派な印象があって。そこに乗っかる吉原くんの歌声もまるで一つの楽器みたいだな~と思ったりした。

実際にリリイベでこの曲を披露するところも見たけど、スタンドマイク一本で歌い上げる演出がまた硬派さに拍車をかけてかっこいい!しかもこれで衣装があの真っ白い学ランでしょう?かっこいい…眩しい……!振り付けはほとんどなくてスタンドマイクを使った動きも派手なことはしていないんだけど、フォーメーションと立ち姿だけで魅せる感じがとってもかっこよかった。真剣な表情が際立っていて素敵。2番のBメロでスタンド傾けるところめちゃくちゃ好き!


ここからはめちゃくちゃ独り言なんだけど。リリイベのMCで新曲を紹介するとき「今まで明るくわちゃわちゃした曲を歌ってきたけどこれからは大人な一面も見せていきたい」(超ニュアンス&意訳)的なことを言っていた。それを聞いた上で曲を聴いて、なんとなく私は関ジャニ∞の『LIFE~目の前の向こうへ~』と重ねてしまった。*1

今でこそエイトが演奏できることは世間にも知れ渡っているけれど当時はお茶の間には知られていなくて、そんな中初めてバンド曲がシングルになったのがLIFEだったように記憶している。生演奏初披露のMステで緊張して失敗しまくり、演奏下手って言われているのを見て「普段はもっと上手いのに!!」ってめちゃくちゃ悔しかったのもよく覚えてる。

けど今のバンド路線を確立するきっかけの曲だったと思うし、それまでズッコケとかオバロクとかお笑い路線の楽曲が多かったところから少しずつ幅を拡げるきっかけでもあったと思う。

たぶんその時のエイトの年齢層が今のボイメンくらいじゃないかなあ。ボイメンもこれから歳を重ねていくにつれて、ボイメンらしさの軸は持ちつつ、もっともっといろんな音楽表現が見れたらいいなと勝手に期待してしまう。そしてその取っ掛かりが『頭の中のフィルム』だったりしてねと妄想してしまうのでした。
 
 
 ◆ONE WAY

新曲のリリースが発表された時、向井太一作詞作曲のソウルフルなミディアムR&Bと聞いてめちゃくちゃテンションが上がった。何故なら自分の好みド真ん中だから!吉原くんや賢ちゃんは特に絶対R&B似合うと思うから、個人的に「そういうの待ってました」といった感じで嬉しかった。

実際、期待通りのオシャレでソウルフルでピースフル、かつどこかボイメンらしさも滲む曲だったのですでに大好きになった!なんてったって一人ひとりのソロが良い…!

いつもはボイメンの曲って、あえてあんまり味付けせず、ストレートに力強く歌われるものが多い印象なんだけど、この曲に関してはウイスパーで柔らかいメンバーの歌声が聞けて新鮮。ドキドキしちゃう!歌い出しの賢ちゃんはさすがだし、土田さんも声質が活きていて良いな~!まさるくんとか特に、普段は雄叫びみたいな歌い方(?)してることが多いからギャップに「ええやん」となった。それとCメロは聴きどころだよね。吉原くんがのびのび歌っていてうれしい!良い!語彙が乏しくて良いしか言えない!

好きすぎて、これがカップリングなのもったいないよな~と思ってしまう。MVがほしい。せっかく5月にハワイに行くのだから、ついでにハワイでMV撮ってきて欲しいもん。凝ったつくりじゃなくていい。海辺でアロハシャツ着て歌ってるメンバーを映してくれたらそれでいい。ただしCメロは夕暮れのカットで頼んだ。何卒、何卒~!
それからこちらも振り付けが細かく付いてなくて、終始推しのフリーダンスが見られるのが個人的にはめっちゃオイシイ。

自由度が高いからライブごとにメンバーがどんな動きを見せてくれるのか楽しみだし、「あそこの絡みが可愛かった」とか、「あそこ変な動きしてた」とかなんかそういうのがたくさん生まれる曲だと思う。ライブで歌われれば歌われるほど味が出て育っていく曲になりそう!この夏歌い倒してほしい!楽しみだな!
 
  
◆夢Chu☆毒

タイトルからすでに強いYUMIKO先生*2の波動を感じるのだけど、これぞボイメン!って感じのコテコテ感が最高。ボイメンのオタクでこれ好きじゃない人はいないのでは。例に漏れず私も大好き。

TLでは「戦隊モノのOPっぽい」っていう人や「深夜ドラマのOPみたい」という人「昔のアイドルっぽい」という人(もっと言えばタキツバみを感じる人)色々いたけど、通ってきた沼によって感じ方が違うのかしら。そう思うと面白い。なんにせよ、どこかノスタルジーを感じてしまうトンチキソングに仕上がっていて最高でしかない。

振り付けが絶対楽しいやつだよね!ラジオで吉原くんが「この時代になかなかない振り付け」って言っていたけど一体どんなダサキャッチ―なやつがくるのかワクワクしてたまらない。

最近で言うところの前のめりやサムライチョップに続く、みんなで踊れるライブの定番曲になったらいいな。早く推しのアモーレを浴びたいっ!!
 
 
今回の新曲、ボイメンの今までにない一面が見られる2曲と、「ザ・ボイメン」が味わえる1曲、っていうバランスがとってもいいね。私はまだまだ炎天下とザベストの在庫を余らせているので(笑うとこ)、フィルムが発売された暁にはそれらとセットで配りたいところ。
今回はどのくらいリリイベに行けるか分からないけれど、たくさん新曲をライブで聴けたらいいなと思う。

なんか最近ふいに炎天下を聴くと胸がキュンとするんだよね。それは決して炎天下が胸キュンソングというわけではなく(それはそう)、ボイメンと共に駆け抜けた、楽しかった去年の夏を思い出すからなんだよね〜!そんな風に今回の新曲も、思い出といっしょに自分の中で育って特別な曲になったら嬉しいな!

やだなんかポエミー!おわり!

 


【追記】
このブログでいただいたスターの総数が300を超えて慄いています。もともとはナゴヤドーム応援チャレンジの流れで便乗して書き始めたものだけど、自分の思う以上にたくさんの方が見て下さっていつの間にかアクセス数も6000を超えました。

壁打ちのつもりで書いているものが、誰かに読まれて、リアクションが返ってくるというのは嬉しいものですね!いつも読んでくださる方、反応くれる方、めちゃくちゃありがとうございます。文章書くのがストレス解消なんでこれからも調子乗って書くと思います。

 

*1:他事務所の兄さんたち引き合いに出してごめんなさい他意はない

*2:実際YUMIKO先生作詞かどうかはわからない