魂をこがす姿は美しい

推しって動機だ

ボイメンもオタクもナゴヤドームおつかれさまでした。

とうとう終わってしまったナゴヤドーム公演、ほんとうにお疲れ様でした。
発表されてからの1年間でわくわくしたり不安になったり怖くなったり楽しみすぎて踊ったり、喜怒哀楽してきたけどそんなのも全部、ひとまず終わりかと思うと寂しい。いろんなことを感じた1年だった。

印象に残っている推しの言葉がいくつかあって。ひとつは仏恥義理ツアー東京(たぶん)の最後の方のMCで、「(今日の盛り上がりを見たら)ナゴヤドームいける気がしてきた」って言っていたこと。きっとその時点では、私たちファンがそうであったように、まだまだ本人たちも半信半疑なんだろうなとその言葉から感じた。本当にナゴヤドームに立てるのか、みたいな不安がにじみ出ている気がした。

だけどそれから数えきれないほどライブやイベントがあって、見に行くたびにナゴヤドームへ向けた言葉が力強くなっていくのを感じた。10月の辻本くんとのツーマンライブでは、吉原くんが「命を削ってがんばっている」と発言していた。それを聞いて、そうだよなぁ、命、削ってるよなぁ…としんみりしてしまった。いちファンから見ていても1年間ずっと、絶えず人前に出ていて本当にハードだと思ったし、それだけじゃなく合間を縫ってチラシ配ったり、プライベート返上で毎日インスタライブ配信したり、眠い目こすってブログ更新したり。もちろん我々の知らないところで打ち合わせやリハだってたくさんしていたと思う。普通そんなに頑張れる?と思った。水を差すようなことだと分かっていても思わず「お願いだからちょっと休んで?」と言わずにはいられなかった。だから「命を削る」という表現にしっくり来た。推しが、ボイメンが、覚悟して命を削りながらがんばっているのだから信じてついていくだけだなあとも思った。

そして来たる1月14日。いざナゴヤドーム公演を見たその時に自分が何を思うのか全然想像ついてなかったけど、特別なことはなくて、純粋に楽しかったし純粋に感動した!そしてほんとにほんとにかっこよかった!
ドームほどの広い会場を使いこなせていなかった感は否めないけれど、今のボイメンはこれですって伝わる、熱いパフォーマンスだったと思う。(言っちゃえば演出が不器用なのも“今のボイメン”だし?)ボイメンの生き様を見せつけるようなステージだったと思う。

推しの吉原くんにかんしては、はじめてのドームだけど全く臆せず堂々とのびのびとパフォーマンスしていて本当にかっこよかった。しびれた。シンプルに歌が上手くてシンプルにダンスが上手いと再確認した。かっこよかった!惚れ直した!さすが私の推しだと思った!天才だった!
前日のブログでも、最初のMCでも吉原くんは「ずっとこの日を一番楽しみにしていた」と言っていた。何よりその言葉に私はテンションが上がったし、ナゴヤドームのステージを噛み締めるように丁寧に、されどいつも通り大胆にパフォーマンスする推しが世界一いとおしくて世界一かっこよかった。

これまで命を削って体を酷使して走ってきたボイメン10人が、夢のステージで歓声につつまれ、そこに立っている幸せを噛み締めて、削った分の寿命が回復しているといいなあと思った。そう願ってたくさん声援を送った。


本当に本当におつかれさまでした。

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